企画もデザインも何もないところから形作ることは楽しい半面、悩みの“沼 ” に落ちて スムーズにいかないことも。過去、成功した例が次にうまくいくわけでもなく、経験則でさえ時を経て陳腐化するし、クリエイティブワークが生きものであることを痛感させられるところ。ぐるぐる思いを巡らせても煮詰まってしまうことはよくある話かもしれない。そんなときにちょっとしたインスピレーションに助けられる。あとになって「こうだったのか」ということもよくある。そこまでの過程をじっくり振り返ってみると、どこかで視線を変えているような気がする。視線を変えるところに至るにはそれまでじっくり考え尽くしているから。あとは割とスムーズに事が運んでアイデアや作業が一気に進む。けれどそこからまた「削ぎ落とす」「整える」「冷静に判断する」必要もあって、やっと試行錯誤の末に出来上がったものを見ると、とてもほっとするし、 さらに クライアントから「お、いいね」なんて反応があると達成感があり、それがあるから続けていられる。